2023/12/26 17:29

クッキーのレシピを検索すると

「卵なし」「バターなし」「卵 バター なし」などの色々な〇〇レスレシピを見かけることがあります。
そこで、それぞれのクッキーにどんな違いが生まれるのかを深掘りしてみました。
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今回はバター抜き編

バターを抜いたクッキーを、味の特徴や作りやすさ、コストの面から解説していきます。
「バターは高いから少しでもコストを抑えたい」「カロリーやコレステロールが気になる」と思う方はぜひ最後まで読んでみてください。
バター抜きクッキーはバターの代わりにオイルを入れることが多いため、一般的には「オイルクッキー」と言われることが多いです
。なので検索する時は「オイルクッキー レシピ」などがオススメですよ。

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バター抜きとバター有りの味

当然ですがバターの風味の有無と、食感におおきな違いが生まれます。
バター抜きの場合は使う油によって香りがほんのり違ってくるので、サラダ油を使うレシピでも油をオリーブオイルに変えたりするのも楽しみの1つになりますよ。

食感は
・バター有りはしっとりめ
・バターなしはほろほろ崩れる感じ
になりやすいです。

味については甘みが入っていれば大きな差にはなりません。
砂糖でもはちみつでも黒糖でも、なんでも美味しく仕上がります♪



カロリーの違い

Aレシピ(薄力粉120g 砂糖40g 卵M0.5個 バター50g)と
Bレシピ(薄力粉120g 砂糖40g 卵M0.5個 オリーブオイル(サラダ油)35g)とでどれくらいのカロリー差になるのか?人気レシピを参考に計算してみました。20枚分のレシピで比較すると
A:1021.5kcal
B:933kcal
結果は約100kcal差!
※これは単純計算の参考値です。
10回作ったら1回分余分に食べれるくらいの差ですね。どう捉えるかはあなた次第です!
計算表はこちらをお借りしました。



生地や焼くときの違い

複雑なクッキー型を抜く際は、以前はあまり膨らまないという理由でオイルクッキーを推していました。でも4年も
焼いていると、バターがたっぷりなレシピでも意外と行けることがわかってきたのでここでざっくりと特徴をまとめておきます。
◯バター入りの特徴
・生地がまとまりやすい
・冷蔵すると適度な粘度で型抜きし易い
・生地が温まると粘度が上がって綺麗に型抜きしづらい
・焼くとすごい油が出る

◯バターなしの特徴
・生地がほろほろしてまとまりにくい
・冷蔵して寝かせると崩れやすい
・生地が温まってもそんなにゆるくならない
・焼き上がりがサクサクしていて少し焦げやすい



バター抜きの基本レシピ

せっかくなのでこのページの中で理解を深めてお菓子作りもそのままできるように、
まずはバター抜きの場合のよくあるレシピを置いておきますね。

◯必要な材料 (小さめサイズ 16個目安)
薄力粉:100g
砂糖:35g

①小麦粉をふるいにかける
②全部の材料をいれてヘラで混ぜ合わせる
③生地をまな板(作業台)に移し、好みの太さの棒状に形を整える。
④冷凍庫に寝かせて…
⑤180度に予熱済みのオーブンで12分ほど焼いたら完成!



以上、バターなしクッキーの解説でした!
次は卵なしクッキーを深掘りしてみますね。